カルトナージュなどのフランス手芸材料たち♪

トワルドジュイ、フランス生地、タッセルなど、インテリア・ハンドメイド用品を種類豊富に販売するサロネーゼ御用達の通販専門店-フレンチスタイルジュイ-の商品情報、商品の使用例などをお届けします。

2017年05月

トワルドジュイの巻きスカート♪

こんばんは。
フレンチスタイルジュイ、日本スタッフの木戸です。

だいぶ前から少しお話をしていたのですが、
実は、40歳にして人生初のスカートを作りました

きちんと衣服を作ったのは、中学校の家庭科の授業でパジャマを作って以来で、
そもそも、パターン(型紙)を使って作った記憶すら思い出せないくらいでした。

この「フレンチスタイルジュイ」でお仕事をするようになってから、
トワルドジュイの生地って洋服にしたらいい個性が出るんじゃないかな~と思いつつも、
洋服になっているものを見かけることは少なかったので、
じゃあ、作ってみればいいんじゃないか、と思い、

昨年、ウエディングエプロンを作っていただいたクリエーターのneedle.Cさんに、
初心者でもオーソドクスなスカートくらいなら作れないでしょうか?
気軽にハンドメイドできるようなものがあれればいいと思うんですよね、と
ざっくりとした相談をしていたところ、さすがパリ仕込みのプロのクチュリエールは的確に答えてくれました。

「面倒なのは、ファスナーづけとか、体形にフィットさせることですよね。
 巻きスカートならファスナーはいらないし、ある程度サイズの融通もきくし、
 初心者向きだと思います。
 私、よく巻きスカートを履きますけど、着やすくて重宝しますよ^^」

とのこと。

さっそくお願いして、needle.Cさんに実物大パターンを手書きで作成していただき・・
その間にどの生地を使うかを色々と考えて、布をフランスから取寄せました。

その後、送っていただいた型紙を開けると、とっても丁寧な作り方に加えて、
地直しやダーツの縫い方、型紙の写し方などの基本的なことまで資料を添付していただいていました!

親切・丁寧なお人柄がにじみます。

にもかかわらず、マイペースに勢いで進めてしまうわたくしは、
なぜか後ろスカートだけ、ぬいしろを短くとってしまい、
全体的に裾の長さを短くするなどのハプニングがおきつつも、
のんびり、合間に作業しながら、トータル3日で、形に仕上げることができました。

しかも、思いのほか綺麗にできたんです。
見ていただけますか?私の人生初の手作りスカート💛

(といっても、自分比の綺麗さなので、ベテランのみなさま、
 どうぞ暖かい目で見てくださいね。。)


じゃじゃじゃじゃーん!

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はい。水の物語のグレイで作ってみました♪

この生地はベースの色に柄が馴染みやすいので、
目立たない程度のジュイ感を楽しめるかなと思いまして^^


さっそく、友人がレッスンを受けているカラー診断のモニタをするときに着ていったら、
カラーリストの先生に、「こういう色合いはフォ・カマイユっていうんですよ~
柄の部分と背景は同色だけどトーンが違ってはっきりした色合いになってますよね。
でも、遠目には柄が大きな模様のように見えるの。
個性的で素敵だし、この厚めの生地がとても似合ってますね。」と褒められて有頂天に。


というのも、このスカート、体形もカバーしてくれるみたいなんです。

スカート1

ちょっとクラシカルな袖ですっきり黒のトップスを合わせると、
どうでしょう。
この1年で5kg太った私のぽっこりお腹も目立ずいいバランスに!

スカート3

こちらは、今流行りの大き目のそでの白シャツを合わせてみました。
これまた品があっていい感じになりました♪


と、自画自賛してしまう、ステキなスカートになって、自信がついたので、
このパターン、商品化しちゃうことにしました💛


needle.Cさんに手書きで書いていただいたものを、プロの方にデータおこしをしてもらい、
マニュアルは、実際に作った際の注意書きなどを加えてもらって、
さらにわかりやすくなっています。


何より、超初心者の自分が作ってみて、自分で履いてみているので、

「誰にでも作れるし、体形がカバーできるし、
 ささっと履きやすい、シンプルないい形の巻きスカートですよ~~!」

と、声を大にして言えちゃうのです^^


そして、私は前スカートの巻き終わりに同系色のグレイのレースをつけましたが、
アイデア次第で、テイストを色々と変えられるので、ベテランの方々にも
個性を出せて面白いスカートではないかなと思います。

needle.Cさんが作成された、トワルドジュイ風花柄のスカートもご覧いただけますので
ぜひ、下記、商品ページをご覧になってみてくださいね。



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型紙&制作マニュアルセット:やさしく作れるセミタイト巻きスカート

http://www.fsjouy.com/product/7847


すごく履きやすいので、2作品目として、こちらの生地でも制作中です。

18110_1

布:ポーリー(インディゴ)

http://www.fsjouy.com/product/7128

こちらは夏らしくブルーで爽やかになるんじゃないかな、と期待しています♪


そうそう、人物・風景柄のトワルドジュイを使う場合には、
柄の配置も気にすると、デザインがまた変わってきて面白いですよ。


ではでは、また次回♪
ア プロッシェンヌ フォワ♪


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優しい色合いの綿織物♪

こんばんは。
フレンチスタイルジュイ、日本スタッフの木戸です。

今週も元気に開店しております♪

スリランカでちょっと見たいなと思っていたものの一つ。
フランスのトワルドジュイの原点はインド更紗なんですよね。

スリランカもインドにほど近い街で、レースや織物は盛んと聞いていたので、
何か見れないかな、と思っていました。

そんなスリランカ最大都市のコロンボの街に夜明けの列車で到着し、
朝食を食べた後に散歩がてら、有名なモスクを観にいくと

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あれ、その隣には、

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ハンドメイド小物のお店がありました。
そして気づくと、その通り一体、生地・ハンドメイド用品のお店だらけだったんです。

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こちらはインドのボンベイから輸入していると思われるレース屋さん。

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閉店したショーウインドウには優しい色合いのチェック・ストライプ・無地の綿織物が。

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仕入れ品が山積みにされたテキスタイルのお店。

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ちらっと見えた店内には、どれも自然な色合いの染の綿織物が並んでいました。

ただ、残念なことに、こちら、朝7時の光景なのです。
開いているお店があることが不思議なくらい、お店はほぼ閉まっておりました><

写真がどこかに行ってしまったのですが
看板にウレスのタッセル写真が載っているお店もありましたよ。

この地域は卸売りの地域のようで、生地やハンドメイド用品のブロックの他にも
秋葉原のような電気街など、専門街が広範囲に続いていました。

きっと開いていればインド系の優しい手染めプリント生地やレースなどの小物が
たくさん見れたのだろうな・・と後ろ髪をひかれつつ、次の予定の列車の時間があるため、
泣く泣く開店を待つことなく立ち去ったのでした。

駅に向かう途中、すれ違った女性のサリーをパシャリ。

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こちらも自然で綺麗な色合いの生地とレースでした。

インドから伝わったものは多く、仏教もそうなのですが、
有名な石窟寺院の天井にも、インド更紗に出てくる草木のデザインが描かれていました。

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こういったナチュラルなデザインとプリント生地が、フランスに持ち帰られて
ジュイ=オンジョザスの村でフランス独自のデザインに生まれ変わっていったのですよね。
という、トワルドジュイの原点を、ほーーーんの少しだけ感じることができた旅でした。

ということで、本日の紹介生地はこちら。

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布:セヴィンニュ(白ベース赤) 

http://www.fsjouy.com/product/7233

インドで手染の製法で作られているフランスのマドゥヴァン社のトワルドジュイ生地。
自然な色合いがとても素敵なのですが、
メーカーが廃盤を決定してしまったために、メーカーに在庫がある分だけというもはや貴重な生地になりつつあります。


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布:ペルジア(ブルーベースグレイ)

http://www.fsjouy.com/product/6703

同じくマドゥヴァンのトワルドジュイ風花柄デザイン。
色合いが優しくていいんですよね。なくなってしまうのが残念です。


ではでは、また次回♪
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夏に似合う生地♪

こんばんは。
フレンチスタイルジュイ、日本スタッフの木戸です。

今週は気まぐれはぎれの入荷週になっております。
夏らしい南仏のヴァカンスに行きたくなるようなプロヴァンス柄も入荷しておりますので、
ぜひ、ご来店お待ちしております!

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さて、夏といえば、ゴールデンウィーク休暇にスリランカで夏を先取りしてまいりました。

スリランカはとても素晴らしい大自然がある反面、都心部のスモッグが激しく、
人柄や食事は日本と似ていて(味はカレー味ですが、ダシがきいていて魚や野菜も多く)、
昔の日本ってこんな感じだったのだろうか、と思うような、馴染みやすい街でした。

また、ヨーロッパ各国の植民地時代の名残のある建物が多く、
とっても美味しい紅茶の紅茶工場も見学できたりと色々な面で楽しめる国でもございました。


ということで、
今日は、大自然編をご紹介します。

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海岸沿いのホテルから眺めたインド洋の夕日です。
ただのiphoneでこんなに綺麗な写真が撮れてしまうほど、
実際の景色が素敵だったんです^^

2

こちらは、その海岸の海の透明度。
初日だけリゾート系の素敵なホテルに泊まったのですが、
片側がインド洋、もう片側はラグーンに面していて、
初めてラグーンと呼ばれている地形に出会ったな~と、
テヴノンの生地の色の名前に使われているLagon(=フランス語)を思い出したりしました。

最後に、内陸部にある有名なシーギリヤロックという、
巨大な岩の上につくられた宮殿の遺跡の上から見た景色です。

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360度、森でした。
近くに街もあるのですが、森の緑が多すぎて、埋もれてしまっています。

このシーギリヤロックを登る時には、たくさんの数のサルに出会ったり、
険しい階段にも関わらず、頂上で犬が待ち構えていたり、
ホテル付近にはリスらしき小動物やリスザルのような手の長いスレンダーな猿がいたり、
都心部の公園でも、見たこともないトサカを持った鳥がいたり、ウサギがいたりと、
特別な場所に行かなくても、動物と触れ合える国でもありました。


ということで、今日のご紹介生地はこちらの3点です^^

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布:ゼフィー&セラファン(白ベースブルーグリーン) 

http://www.fsjouy.com/product/6470

森の中に作られた宮殿のような神秘的な雰囲気をもった小柄のトワルドジュイ生地です。
こちらの生地は廃盤になる可能性が高いので、ぜひ、今のうちにチェックしてくださいね。


つづきまして、今週入荷したこちらの細かいストライプ・モワレ生地。

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布:フィフ(ストライプ、ライトグリーン・ブルー系、モアレ)

http://www.fsjouy.com/product/7876

壁紙でも有名な、イギリスメーカー「プレスティージャス テキスタイル」の生地です。
透明な海面を思い起こす、夏にぴったりの生地です。


最後にこちら。

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布:ラシオ(ストライプ、ゴールド)

http://www.fsjouy.com/product/3838

夕日を見ると思い出す私の中の定番生地です♪
以前、フランスの運河でも水面に夕日が写る様子が綺麗でこの生地を思い出したのですが、
インド洋の夕日はとても濃いオレンジで、水がだんだんゴールド色になっていくのがとても綺麗でした。


あ、番外編でテヴノンのラグーン色生地も。

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たゆたう「ラグーン」の名前に似合った優しい雰囲気の水色です^^


ではでは、また次回♪
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